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読んだら、ちょっと生きやすくなるかもしれない日記。

恋する乙女、婚活OLに捧ぐ。結婚相手の選び方。

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ハイ。ということで、GW前半の後半、盛り上がってますか!

アリ〜ナ〜〜!!

盛り上がってますか!!

1階席〜〜!?

2階席〜!?

盛り上がってますか〜!!

ハイ。っつーことでですね。これからも色んなアーティストさんがこの後も盛り上げてくれるので、次の曲で最後になっちゃいますが、ガンガン盛り上がっていきましょ〜。

それでは、聞いてください。

 

『結婚相手の選び方』

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(イントロ)

 

「結婚相手」と「付き合う相手」は違うという話をよく聞く。

 付き合う相手の延長線上に結婚相手があればベストなのかもしれないが、中には付き合うことと結婚することを分けている人も実際多いような気がしてならない。

 

 あ、ごめん、歌詞じゃないです。文章書いてます。

 

 この「結婚」というイベントを難しくしているところは、付き合ったからといって結婚できるとは限らないし「付き合う」という行為に「時間」と「愛情」を消費している点だ。

 

 人間だから、誰しも生物的に劣化していくのは自然の摂理。

 

 付き合う前と別れのときは誰しもが老いているのだ。

 

 つまり、結婚したい人からしたら、この限られた時間の中で最もベストな結婚相手を見つけることは人生を豊かにするかもしれないイベントであると同時に精神がすり減ってしまうことのひとつだ。

 

 『晩婚化』という言葉があまり好きになれないのは、結婚していない未婚の若者に将来的な結婚の可能性を常に暫定的に残してしまっている点だ。

 

 結婚しないという生き方もきっとそこにはあって然るべきなのに。

 

 っつーことで、今日はどちらかというと、結婚したい側の人にフォーカスを当てたいと思います。

 

 つまり、何人目の人と結婚するのが一番いいのかということを数学的な理論を用いて、話していきたいと思います。

 

 それは『最適停止理論』と呼ばれる「運命の人」を捕まえるための最適な戦略についての理論だ。

 

 例えばの話。

 

 これから100人の人と付き合うとして、何人目の人と結婚するのがベストなのだろう。

 

『最適停止理論』という言葉にあやかれば、この婚活という"ゲーム"を終わらせるために、どこでストップするのが一番幸福を最大化できるかっつー話。

 

 確かに、これは難しい。

 

 1人目の人がめちゃめちゃ自分好みの人だったとして、2人目から100人目まで惰性で付き合ってみるも、1人目が超えられない場合、思い出に勝つことができず「結婚」に踏み出せないのだ。

 

 逆に、99人と付き合ってみて、その彼がとてもいい人で結婚を決めたとしても、もしかすると100人目がスーパー素敵な男だったかもしれない。

 

 難しくカッコつけると、『時間の不可逆性』というものが結婚という決断を難しくしている。なぜなら、時間を戻して決断を改めることはできないし、未来から現在を覗くこともできないからだ。

 

 ということで、この『最適停止理論』というものを、この記事で紹介したいんですけど、この理論では、以下の戦略を取ることを前提としている。

 

ステップ1

最初から数えてr人目は見極め人数と割り切る。

 

主人公は婚活OL。

 生まれてからゴールインするまで、人生でn人の男性と付き合うとしよう。

 この理論では、最初のr人目は自分は恋人に何を求めているかを見極める期間として割り切るのだ。

ステップ2

そして、最初のr人の中で歴代最高の元カレを決める。

ステップ3

次に、見極め期間が終わり次第、その歴代最高の元カレをはじめて超えた「i番目の恋人」それが運命の相手である。

 

 以上が、この理論の概要である。

 

今の話を図に置き換えよう。

 

数学は客観性を重視するがゆえに、時に残酷なのだ......。

 

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「................................コイツまあまあ遊んでんな!!!!」

 

気を取り直して、この図から分かる通り、人生で恋人になりうる人数をn人とする。

 まず、ベストな人物(i人目)のところでこの結婚相手探しという"ゲーム"を最適なところでストップさせる確率をPとする。

 

 何でもかんでも"ゲーム"として考えてしまうのは、本当に数学の悪いところ。

 

 次に、最初にお断りする人数をr人として、婚活市場の感覚を掴む必要があるというのがこの理論の要であることは再度申し上げちゃう。

 

 いやー、残酷な理論だ。

 まず、一番厄介なのは、理想の運命の相手「i」が見極め期間中に来てしまったら、もう結婚できない。

 

 元彼を永遠に超えられないという事態が巻き起こる。

 つまり、数式に直せば、

 

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と表せる。

 

つまり、運命の彼「i」が1番最初から、見極め期間中に出てきてもらっちゃ困るっつー式だ。

 

 じゃあ、見極め期間が無事に終わり、それ以降に「i」が現れてきれたら、そらもう万々歳。

 

 それを数式で表すと、こう。

 

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運命の彼「i」より1人前までの元彼までに、すなわち、i-1人までに見極め期間が終わってしまえばいいという式だ。

 

 また、付き合う人数(n)が増えれば増えるほど確率は下がっていくので、

 

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という重みを掛ける必要がある。

 ということで導き出された式はコチラ。

 

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つまり、この式は見極め期間をいつまで続けるかによって、運命の人とゴールインできる確率が決まるっつー式だ。

 

 この式はさらにこう簡潔にすることができる。

 

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じゃあさ。

 

このPを最大値にする「見極め期間の長さr」って

 めっちゃ知りたくない????

 

 遊び盛りの女たちへ。

 ウチらはどこまで遊べばいいの!?って気になるくない?

 

 要するに、最高の男と結婚できる確率を最大にするrを求めればいいってことでしょ。

 とりあえず、nをめっちゃ大きい数字としようか。

 

 数式ばっかじゃおもんないと思うんで、近似使いまくるんですけど、ここで近似式の詳細載せちゃうと、即効記事を閉じられると思うので、詳細の数式は割愛します。

さて、

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上の式は結果的に近似式でこう表せる。

 

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じゃあ、これの最大値を求めればいいってことなんだけど、

 そうだね。単純に微分すればわかっちゃう。

 

 微分しようか。懐かしいゾ。微分そのままそのまま微分つって。

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P'(r)=0のときにP(r)は最大値をとる。

 そのときは、もちろんlog(x)=-1なので、

 

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と求まるわけ。

 

具体的に数値として求めてみると、x=0.367879441

 つまり、37%と出る。

 

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この式の意味するところは、

 

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つまり、見極め期間を最初の37%と設定するのが良いということだ。

 

最初の37%で恋愛、婚活市場の感覚を掴み、37%の中で現れた最も忘れられない元カレを頭の中に記憶しておくのだ。

 

 いいかい女子たち。上書き保存なんかしちゃだめ。

 

 その元カレをはじめて超えた人が"数学的"には運命の人なのだ。

 

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10人の男と付き合う女がいたとして、最初の4人は見逃す。

 100人の男と付き合う女がいたとして、最初の37人は見逃す。

 そう、38人目から婚活モードってわけだ。

 

 さて、ここまで長々と話してしまったが、ここまで打算的に生き過ぎてしまうのは、どうも、冷徹かつ冷酷な感じがしてしまう。

 

 数字というものはいつも冷たいし、人間は数字のように扱いやすい存在でもない。

 

 「結婚」はゴールのようであって、ゴールでもないし、幸せな人生を送るための一つの手段として、結婚は位置づけられるべきであり、結婚する人生もしない人生もあってもいいと思っている。

 

 一人でも余裕で生きていける男女があえて二人で生きることを選ぶときにこそロマンってあると思うのです。

 

 そうでなきゃ、誰しも愛には辿り着けない。

 

 さまざまな苦難を乗り越えてこそ、

 

 運命の「i」に辿り着けると思うのです。

 

 (アウトロ)

 

 続いてのアーティストさんは『5月1日に仕事あるのはマジウンコ』さんです。

 引き続き、GWをお楽しみください。